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東証反発、163円高 英EU離脱巡る懸念和らぐ

 15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る投資家の懸念が和らいだことで買い安心感が広がった。終値は前日比163円83銭高の2万1450円85銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は14・34ポイント高の1602・63。出来高は約14億8300万株。

 英下院が14日、今月29日に迫ったEU離脱の期限延期に向けた政府動議を可決した。市場では「欧州情勢の混乱が深まるといった悲観論がひとまず後退したため、投資家の買い戻しが進んだ」(大手証券)との見方があった。

 外国為替相場の円安ドル高傾向も追い風だった。中国株の上昇につられる形で平均株価も200円超値上がりする場面もあった。

 半面、午後はやや上げ幅を縮めた。2万1500円が心理的な壁となり、利益確定の売り注文が出た。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を来週に控え、様子見姿勢も強まった。