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【新・兜町INSIDE】JPX日経400指数「シャープ」採用が濃厚

 「優良株指数」として知られ、日銀が上場投資信託(ETF)の購入対象とするJPX日経400指数。資本効率性など投資指標の変動で採用や脱落が決まる特徴がある。証券会社や運用会社のリサーチ関係者は「銘柄選定基準があいまいな日経平均に比べて、JPX日経400指数の方が採用・脱落銘柄の予想がしやすい」と指摘している。

 JPX日経400指数の算出元である日本経済新聞社と東証は昨年12月に銘柄選定基準を一部見直し、資本効率を示す株主資本利益率(ROE)を相対的に重視する算出ルールとした。企業に効率重視を求める機関投資家の要望を反映させたものとみられる。

 今夏の定期見直しでは、30銘柄前後の入れ替えが予想される。採用の有力候補には、東証2部から1部に復帰したシャープや、異物混入事件から急速に盛り返した日本マクドナルドホールディングスが市場関係者の間で下馬評に上がっている。一方、日本郵政や傘下のゆうちょ銀行などは超大型銘柄ではあるが、利益面で見劣りするため採用見送りか。

 【2019年03月11日発行紙面から】

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