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【トップ直撃】高品質、高パフォーマンスの“アメカジ追求” 真の「ジーンズセレクトショップ」実現へ ライトオン・川崎純平社長 (1/3ページ)

★ライトオン・川崎純平社長(39)

 全国約500の店舗からカジュアルの定番、ジーンズを幅広い層に届けるライトオン。創業から39年、前期は初の経常赤字になったが、「高品質」「高パフォーマンス」に力を注ぎ、反転攻勢をかける。学生時代からアルバイトで現場を経験しているたたき上げのトップは39歳。真の「ジーンズセレクトショップ」に向け、ブランド力に重きを置いた店舗作りを目指す。(松村友二)

 ■プライベートブランドも好調

 --プライベートブランド(PB)の「BACK NUMBER(バックナンバー)」を展開しています

 「『リーバイス』や『リー』など、人気のナショナルブランド(NB)より安価なPBではなく、負けないくらい高品質な商品をご提供しています。バックナンバーは売上高にすると200億円以上で、それだけ大きな規模のブランドは世の中にもそれほど多いわけではありません。いいものをご提供して認知度ももっと上げていきたいと思っています」

 --他社が取り扱うPBとの違いは

 「商社に素材を選定してもらっている他社のPBも少なくありませんが、素材から選定していますので非常にこだわっています。『アメリカン・カジュアル(アメカジ)』に合った世界観やスタイリングを大切にして作っていますから、PBでありながらビンテージ感のある商品をご提供できるのは強みです」

 --NBとの関係性を経営計画の主軸にしています

 「今後強化していきたいポイントです。NBの商品を仕入れてセールで販売するというだけではブランドイメージを向上させることが難しい部分があります。こちらからも提案できることはどんどんしていきたいと思っています」

 ■今秋に期待を

 --すでに取り組んでいることは

 「2017年にメイドインUSAのリーバイス『501』を販売したんです。1万円後半でジーンズにしては比較的高い商品でしたが、往年のファンからは、ビンテージ感のあるデニムが出てきたと大変喜ばれました。リーバイスの商品全体が売れるなど相乗効果が生まれ、良い関係を構築できたと考えています」

 --商品部など営業系の部署を原宿本部に移転しました

 「会社として連動するためで、商品部は管理、物流などすべて商品が主語なんです。取引先が都内にあることが多く、移動の時間を取引先や社内で会話する時間に費やしてほしいと思いました」

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