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【トップ直撃】「転職ビジネス」からの進化! 日本の「働く」を良くする会社へ パーソルキャリア・峯尾太郎社長 (1/4ページ)

★パーソルキャリア・峯尾太郎社長(48)

 バブル期の1989年に創刊された転職情報誌「DODA(デューダ)」は転職の代名詞となった。平成の30年にわたり進化を続け、現在は小文字の「doda」にブランド変更した。会社や仕事をめぐる環境が大きく変わるなか、次の時代の日本の働き方はどのようなものになるのか。(中田達也)

 --「doda」へのブランド変更の背景を教えてください

 「日本は世界で一番転職率が低いのですが、国のアジェンダ(課題)としても雇用の流動化があるなか、間口を広げ、敷居を下げたサービスを導入しようという狙いです」

 --転職者数は300万人を回復しましたが、転職市場は身近に?

 「まだこれからだと思います。シンガポールなどではヘッドハンターからの電話に社内で出たりします。新卒の3割が3年で辞めることが問題だといわれていますが、終身雇用が前提ではないので、違うと思ったら無理しないで辞めるだけともいえます。重要なのは、世の中にどんな仕事があって、どんなことが得られるのか、自分がどんな働き方をしたいのかという価値観を養うことだと考えています」

 --人生100年時代といわれ、定年延長の動きが出ている一方、倒産した企業の平均寿命は23・5年というデータもあります

 「企業の継続年数は今後もっと短くなると考えられます。20年前までは終身雇用、年功序列の時代で、いい会社に入ればよかったんですが、いまでは会社の中だけでなく、自分の仕事を市場全体の枠組みのなかでとらえる必要があると思います。会社の内と外の垣根がどんどんなくなってくる社会のほうが前向きではないでしょうか」

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