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【こんな時代のヒット力】開けるまで中身が分からないドキドキ感 タカラトミー「L.O.Lサプライズ!」 (1/2ページ)

 2018年7月、タカラトミー(東京都葛飾区)から発売された「L.O.Lサプライズ!」は、6カ月で200万個出庫のヒットを記録した。

 米国発のL.O.L.サプライズ!は16年、世界90カ国で発売されてメガヒット。商品パッケージが7-9つのレイヤー(層)に分かれ、球体カプセルに赤ちゃんの人形、アクセサリー、洋服などがセットされているが、中身は分からない。

 そのカプセルを開封する作業自体も楽しみであり、開封後は着せ替え人形、水を使ったギミックや温度で色が変わる仕掛けもあり、いろいろな遊び方ができる。サプライズトイという新たな市場を創出した商品だ。

 この日本販売権を取得したタカラトミーは、「このトイをきっかけに”サプライズトイ”という市場を国内でも創出する」(マーケティング本部ガールズ事業部、武田誠氏)という戦略を立てた。

 サプライズ性を狙うトイといえば、ガチャやクジ付き商品などの“当てもの”が浮かぶ。だが、L.O.L.サプライズ!はまったく発想が異なる。開けるまで中身が分からないサプライズ性、開封作業のドキドキ感、洋服やアクセサリーなどの着せ替えができるコレクション性など、さまざまな遊び、楽しみ、体験が詰め込まれているのだ。そのため、メーンターゲットである小学3、4年生の女児だけでなく、「コレクター心に火がついた20、30代の女性の心もとらえている」という。

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