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【新・兜町INSIDE】10連休前は円高・ドル安! 株価下落を警戒

 東京株式市場は皇太子さまの新天皇即位に伴う祝日などで、4月27日から10連休を迎える。このため4月下旬にかけて、海外市場が急変するリスクを避けるため、短期的な円高・ドル安と株価下落が警戒されている。

 影響が大きいのは為替だろう。外債で運用する投資ファンドなどは短期金融市場でドルを借りている。このため、10連休前にはいったん外債ポジションの手じまいに向かうとみられ、ドル返済によるドル売り・円買い圧力が強まりそうだ。

 また、東京市場が休場だった今年1月3日には1ドル=109円から一気に104円まで値が飛んだ経緯がある。メガバンクなど日本勢の休みを狙い、取引の薄い海外市場で円買いを仕掛けるのはヘッジファンドが好むスタイルだ。

 このため、10連休前には外債絡みで、連休中には東京休場を狙って、それぞれ円高が進むリスクがありそうだ。

 株式市場では、10連休前に信用取引の金利負担を嫌った買い建ての撤収と連休明けの買い戻しが予想される。

 【2019年03月27日発行紙面から】

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