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【新・兜町INSIDE】海外投資家の「買い見込み」 外資系が株価目標引き上げ

 4月からの新年度相場について悲観論が出る一方、外資系証券が3カ月先の株価目標を引き上げるなど強気も健在だ。

 週明け25日の日経平均株価が650円安と急落した。米国の長期金利が短期金利を下回る「逆イールド」が景気後退のサインとの解説が市場で流れたが、外資系証券の幹部氏によれば「逆イールドという言葉に人工知能(AI)が一斉に反応して売りが重なった可能性がある」という。確かに翌26日には経済統計の好転など景況感の改善につながる材料もないのに日経平均は急反発した。

 一方、市場で話題なのがゴールドマン・サックス証券の20日付リポート。東証株価指数(TOPIX)の3カ月後の目標値を1600から1650に引き上げた。日経平均2万1000円に換算すると、650円強の上乗せに相当し、事業法人や日銀に加え、海外投資家の買いも見込まれるという。

 市場関係者は「これまで売り越しを続けてきた海外投資家の売りがそろそろ終わる感触があるのかもしれない」(インターネット証券)と期待している。

 【2019年03月29日発行紙面から】

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