記事詳細

【トップ直撃】「食品」「包装資材」「機械」事業の三位一体で経営姿勢にも“新食感” 四国化工機・植田滋社長「『感豆富』ブランドを営業のきっかけに」 (3/4ページ)

 --紙パックの牛乳に使われる充填機も日本で初めて取り組んだとか

 「乳業メーカーが成長し、スーパーで売る方法として紙容器が増えていました。当時は国内に充填機メーカーがいなかったので、国産メーカーとして手を挙げました。機械屋は受注生産なので、常に新しいことをやらないと次がないんですね。それが危機感になっています」

 --豆腐の生産を始めたのは

 「1973年ですね。豆腐メーカーさんから受注をいただき、能力の高い豆腐製造機を作ったことがきっかけです。これをベースに豆腐を産業化しようということで始めました」

 --今後の展開は

 「特に関東では、まだまだ認知度が高くないので、『感豆富』ブランドが営業のきっかけになればいいなと思います」

 【会社メモ】機械、包装資材、食品の3事業を手がける。本社・徳島県。1961年設立、2018年3月期の売上高461億円。グループ従業員数1229人(18年4月現在)。豆腐など大豆加工食品を手がけるグループ会社、さとの雪食品は今年3月、新ブランド「感豆富」の第1弾として「大豆のプリン」を発売した。

 ■田臥選手みたいだったんですが、みんな信じてくれません

 【結婚】創業者の三女と見合い結婚したことをきっかけに銀行を辞めて四国化工機に入社した。「銀行の取引先だったのですが、会社のことは全然分かりませんでした」

 【留学】入社後、米国に3年間留学した。「ビジネススクールでは相当勉強しましたね。英語は、授業ではある程度分かるんですが、ディベートになると何を言っているのか分からないので分かったようなふりをしたり。人生で初めて円形脱毛症ができたほどで、ある意味、社長業よりたいへんでしたね」

関連ニュース