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【AI時代の発想術】「数学的な思考力」でAIは使いこなせる! (1/2ページ)

 AI(人工知能)は数学である。人間が「こうなってほしい」とイメージしたとしよう。「こうなってほしい」というのは未来の話である。そして未来は、今の延長上にある。つまり、今をどう捉えるかによって未来が見えてくるということだ。

 では、今をどう捉えるか? そこで哲学的な考えに入り込むのではなく、数学的に考えるのだ。すると、数学的に未来が見えてくる。これがAIを使った未来予測だ。

 もう少し具体的に説明しよう。今までの経過を1本の線だと考えてみる。線の一方の端が現在だ。その線をたどっていくと、それがこれから先どのように伸びていくかが描ける。伸ばしていく方向が時間軸だとすると、この線の延長上には未来があると言える。幾何学では、未来をこのように解釈するのだ。

 それが直線ではなく曲線だとしても考え方は同じで、微分積分で表すことができる。数学嫌いという人は多いと思うが、僕は占いよりも数学で解く未来予測のほうが面白いと思っている。

 微積分はできなくても、この数学的概念が面白いと感じるなら、AIがどういう構造で動いているのかにも興味が持てるはずだ。極論すれば、AIは未来予想の道具と考えておけばいい。そして、それは数学で動いているのだと感覚的に捉えられればいいのだ。

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