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【トップ直撃】自動車産業は100年に1度の変革期…だからこそ新たにチャレンジ! シェフラージャパン・四元伸三代表取締役「日独に共通するモノ作り精神」 (2/3ページ)

 --シェフラーという社名は

 「ドイツの創業家の名前です。第二次世界大戦後の1946年、社会の復興のため事業を興しました。ニードルベアリングという部品がフォルクスワーゲンの目に留まり、初代ビートルに使われたことが自動車産業に関わるきっかけでした」

 --社風について

 「基本哲学は日本企業に通じるところがあります。雇用を生み出すことと、復興に役立つ道具を作ることが創業時の思いで、少ない材料でも知恵と工夫でビジネスするイノベーションの文化がつながっています」

 --日本での事業は

 「1987年に小さな営業所として始まりました。自動車メーカーさんは系列もありますし、自動車の設計も独特だったので、試行錯誤を繰り返し、90年代の終わりから少しずつ使っていただけるようになりました。転機は2010年に日本に研究開発の機能を持たせたことで、そこから順調にビジネスが増えてきました」

 --これからどんな時代に

 「世の中の雰囲気は、モノ作りはもう終わった。これからはITだというイメージがあると思いますが、日本もドイツもモノ作りが非常に重要だ思っていますし、われわれエンジニアは、わくわくしながらやっています。自動車産業は100年に一度の変革期といわれますが、だからこそ新しいことにチャレンジできる面白い時代だと思っています」

 【ドイツ】神戸製鋼所で17年勤めた。「ずっと勤め上げるつもりでしたが、最初に配属された先の上司がドイツの駐在から帰ってきた人で、彼の影響を強く受け、4年半、ドイツに駐在しました。これでキャリアの方向性が変わりました。学生時代は英語が苦手でしたが、まさか自分が外資系で働くとは想像もしていなかったですね」

 【家族】一人娘が結婚し、昨年2人目の孫が生まれた。「子供を育てるのを妻に任せていた部分があったので、孫の世話をすることで取り戻せないかなと。社員にも子育てを中心に考えなさいと言っています。日本でも最近、育児休暇を取る男性社員が増えているのはうれしいですね」

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