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【オーバーロクマル世代応援企業】細やかな気配り、目配りでスタッフのまとめ役「女将」 「竹若」 (1/2ページ)

★第28回「竹若」

 この連載は、25年間で2万人の経営者と交流してきた人材採用コンサルタント会社・キイストンの細見昇市社長が、60代以上の就業に積極的な企業30社を選出。夕刊フジと共同で紹介・顕彰するものです。

 東京・池袋の「いけす懐石築地竹若」や銀座の蕎麦割烹「松玄凛」など和洋・カジュアルの7店舗のレストランのほか、スイーツやベーカリーなど、都内を中心に15店舗を運営する「竹若」(東京都中央区、竹若勝社長、https://www.takewaka.co.jp)。

 「社員とアルバイト・パートを含めた従業員数は230人です。社員の定年は70歳ですが、その後の延長も可能です。現在、60歳以上の従業員は67歳の最高齢者を含め9人です」(竹若健二郎専務)。そこで、「いけす懐石築地竹若池袋総本店」で働く、ともに60歳を超えた2人の女性に日々の仕事について聞いた。

 上原百合江さんは、総勢45人ほどのスタッフをまとめる「女将(おかみ)」である。「早ければ9時に出勤し閉店までの勤務ですが、忙しい日には日付が変わってしまうこともあります。ビルの休館日以外は営業していますので、ほぼ年中無休ですね」

 総本店は、カウンター席、座敷、個室の3つのブロックで構成され、最大で150人の収容が可能だ。「接客はもちろんのこと、店内全体の動向に目を配っています。各ブロックには、それぞれのスタッフをまとめるポジション・リーダーがいますから、現場で起きる小さなトラブルなど個別の対応や判断は、よほどのことがないかぎりリーダーに任せています」

 「和装が好きで、募集要項を見て着物が着られるということで応募したのが勤めるきっかけになったんですよ。それから19年になりますね」と上原さんは楽しそうに語る。

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