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【榊淳司 マンション業界の秘密】「住まなくなった実家」の意外な活用術とは 中高年の一定数が「始末」に悩み… (1/2ページ)

 連休中、実家で何日か過ごした人もいるはずだ。すでにご両親ともに亡くなり、実家の整理に勤しんだ方もいることかと推測する。

 私のところにはメディアから原稿執筆依頼などがくるが、定番のテーマは「実家の始末」的なこと。都会に住む中高年以上の一定数が、実家の始末に悩んでいる。

 肉親が健在ならいい。しかし、誰も住まなくなって、自分が相続した場合は悩ましい。まず、費用が掛かる。マンションなら管理費や修繕積立金。戸建も固定資産税の納税義務が生じる。

 それなら売ればいいのだが、今の日本では地方の田舎や都会でも遠隔郊外となると買い手が現れない。

 前回も当欄で触れたが、数年前から「家をタダであげます」というサイトが各地で生まれている。それを利用して、上手に手放すのも1つの選択肢だ。中には「3年分の維持費を払ってくれれば所有権を当方に移転しますよ」という業者まである。「あなたの不動産をマイナス××万円で買い取ります」というビジネスモデルだ。

 多くの人は自分の思い出が詰まった実家の住まいを、そういうカタチでは手放したくないはず。それよりも「できれば誰かに住んでほしい」と考えるのが人間の情だ。しかし、買い手や借り手を探すのは容易ではない。

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