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【渡邉美樹 経営者目線】新時代の教育ビジョン 今後重要なのは「想像力」や「問題解決力」 (1/2ページ)

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 私は郁文館夢学園(東京都文京区)の理事長として長年学校経営をしている。新時代「令和」最初の連載は、その経験から「新時代の教育ビジョン」を見据えたい。

 私は「人が成長するのは素敵だ」という気持ちから教育に関心を持ち、24歳の1月1日の日記に「塾を1つ作る」と書いた。のちに目標を塾から学校に変えた。ワタミが東証1部に上場した2000年、いよいよ学校経営に向けて動いた。しかし、現実的に私立学園の新規参入は難しかった。

 そんななか03年、経営状況が良くなかった郁文館学園(当時)と出合い経営を引き継ぎ、再建した。後に学校名も「郁文館夢学園」とし、1年間の留学課程のある郁文館グローバル高校も新設した。

 日本の教育は、「暗記して何点とるか」など記憶力で優劣を競っている。ただ、AIの時代が到来し、重要なのは「想像力」や「問題解決のシナリオを描ける能力」だと考えている。他にも、思いやりや優しさなど、人間力が求められるようになる。

 暗記教育に対して、「未来の教育」として始めたのが“夢教育”だった。今の子供たちは豊かで夢を持つことをしない傾向がある。社会に関心を持ち、自分の夢を持たせることを最重要視している。

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