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大塚家具、父娘和解ならず 勝久氏、団体の会長就任辞退

 大塚家具の大塚久美子社長の父、勝久氏が、久美子社長から要請された業界団体の名誉会長への就任を断っていたことが分かった。10日に勝久氏から大塚家具に辞退を伝える手紙が届いた。久美子社長は4月26日に勝久氏を訪ねて約4年ぶりに再会したが、本格的な和解には至らなかった。

 久美子社長と勝久氏は大塚家具の経営権を巡って対立し、2015年に久美子氏が勝利。勝久氏は大塚家具を離れ、同業の匠大塚(東京)を設立した。勝久氏は辞退理由を「(匠大塚への)協力を惜しまなかった取引先メーカーへの感謝の気持ちを大切にしたい」と手紙に記した。団体に参加していないメーカーに配慮したとみられる。

 久美子社長は「機が熟すまで名誉会長の職は空けておき、お待ちする所存です」とのコメントを出した。