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【天野秀夫 中小型厳選株】通期業績は増額、「エスユーエス」初配当期待! 高度分野へ技術者を派遣する京都の企業 (1/2ページ)

 米中貿易協議が土壇場の「掌返し」となって株式市場には激震が生じました。決裂ではなく継続協議となっていますが、米中貿易摩擦の長期化は、今年の株価回復のよりどころとなっている年後半の景気回復シナリオが揺らぐことになり、株式市場にとっては上値を抑える要因として働きます。ただ、目先的にはゴールデンウイーク明けの急落に対するリバウンドの芽が膨らんでいます。

 こうしたなか、3月期決算企業は好決算でも目先の材料出尽くしと捉えられ、株価が予想外の低迷に陥るケースが物色的に見られます。

 その一方で、9月期決算企業の第2四半期(10-3月)の好業績発表は、通期業績の増額を期待されることから株価への感応度が高くなる傾向があります。前回の当コーナーで取り上げたマンガアプリを手掛ける東証マザーズに上場する「Amazia」は、好決算発表が評価されて掲載翌日の9日はストップ高となり、その後も上場来高値を更新と上昇しています。

 この9月期本決算の視点から、マザーズに上場する「エスユーエス」(6554)も好業績期待を手掛かりに見直しができる銘柄です。

 京都に本社を置く同社は、開発系の技術者派遣事業とシステムコンサルティング事業を2本柱に持つ企業。技術者派遣では半導体デバイスの研究・開発、新規二次電池の研究・開発、燃料電池素材開発、半導体製品の要素技術開発、航空機・宇宙船の設計・開発のほか、電子制御ユニット回路設計、電気自動車・ハイブリッド電気自動車用車載電池の開発など高度な分野に向けて派遣を行っています。

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