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【定年後 難民にならない生き方】定年後に家計の管理を夫へバトンタッチ… 老後資金が激減する“落とし穴”とは (1/2ページ)

 定年をきっかけに、家計の管理を妻から夫にバトンタッチ。妻の負担も減り、夫の家計への関心も高まり、いいことずくめに思えますが、実は老後資金の激減につながる“落とし穴”も潜んでいるとか。いったいどういうことなのか。最新刊『となりの家(うち)のざんねんなお金の話』が話題のファイナンシャルプランナー、横山光昭氏はこう解説する。

 「よくあるのが、最初こそ一生懸命やったけれど、次第に、家計簿の記入を怠り始めるパターンです。その結果、支出がわからなくなり、“使いすぎ”に気づかないまま、どんどん老後資金が目減りしていくということになりかねません」

 とくに気をつけたいのが雇用延長で仕事を続けている場合、現役時代ほどではなくとも忙しく、かつ、多少なりとも定期収入がある。それが「この程度の出費なら大丈夫」という油断にもつながりやすいという。

 「退職金もあり、さらに雇用延長で収入を得ていたのにもかかわらず、かなりのスピードで老後資金を減らし、愕然(がくぜん)として家計相談に来られた方もいます」と、横山氏は振り返る。

 「老後の家計は、現役時代よりもいっそう、計画的に使う必要があります。退職金などでまとまったお金が入ると気持ちが大きくなりやすい。でも、人生100年時代といわれる今、これからの40年間を暮らすと考えると、蓄えが足りないという現実を突きつけられるケースも少なくないのです」

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