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苦戦していた「沖縄ファミマ」が稼ぎまくるようになった経緯が面白い (5/6ページ)

■対抗策として打ち出した3つの方針

 ローソンへの対抗策として沖縄ファミマが打ち出したのが、地域密着の商品開発、出店基準の見直し、独自イベントの開催だ。

 タコライスやランチョンミートを使ったおむすびといったように、地元で当たり前に食べられているものをコンビニ風にアレンジして販売するようにした。同時に、レシピ開発や、食材の発掘といった商品開発力を強化していった。

 出店基準も見直した。拡大路線はいったん保留し、店舗のスクラップアンドビルドを5年ほどかけて進め、稼げる店舗を増やしていった。

 人気歌手のコンサートやイベントチケットの販売体制も変えていった。それまでは、東京公演のチケット販売が多かったが、沖縄県民からすると気軽に行けるものではなかった。そこで、沖縄にゆかりのある歌手やグループに声をかけ、地元で独自イベントを企画した。チケットは一般販売するのではなく、店舗で一定額以上の買い物をしたお客がレシートを専用ハガキに添付して応募する形式だった。また、地域イベントのチケットを積極的に扱うようにした。

 こういった施策が奏功し、沖縄ファミマは徐々に劣勢から立ち直っていった。また、地元で展開していた競合のコンビニチェーンを吸収して店舗数も増やしていった。現在、沖縄はローソンとファミマの2強体制になっている。

ITmedia ビジネスオンライン

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