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【定年後・自走人生のススメ】「早期退職はチャンス」 私が出会った『自走人』 (1/2ページ)

★私が出会った自走人(1)

 定年後研究所では、退職後の人生を自助努力・自己責任の中で生き抜いていく様を「自走人生」と定義している。自分でレールを敷きながら、自分の動力で走っていく人生というイメージだ。人生100年時代においては、その期間は20年、いや30年にも及ぶ。

 その自走人生に向けて、50歳を過ぎたあたりから「準備に取りかかっている人」、準備を通じて自己の成長などを実感し、「いまの会社人生をイキイキと送っている人」、「実際に自走人生を実践している人」などを「自走人」と認定している。

 「私は2年前の50歳の時に、25年勤めた出版社を退職しました。最初は『60歳になっても、きっとこの会社にいるんだろうな…』とイメージしていたんです。ところが、『もしそうだとしたら、その後、私はどうするんだろう?』と自問するようになり、『ちょっと違うかも』と考え始めたのが早期退職のきっかけでした」

 こう語るのは、ヨシダヨウコさん(52)。ちょうど勤務していた出版社が早期退職を募集したこともあり、「チャンスだ!」と感じたのだそうだ。

 話をうかがうと、ヨシダさんは「人生とは“ワクワクするもの”であるべきで、そのワクワクは自分自身の手でつかむもの」という考えで生きてこられたという。そして、これからも『そうありたい』と決めておられると強く感じた。

 「60歳になった時に、このワクワク感のまま外に飛び出せるのか、気力・体力が残っているのかと考え、早期退職を決意しました。実家が布団屋だったこともあり、今は『睡眠コンサルタント』をしています」と語るヨシダさん。キラキラと輝く表情が、ヨシダさんの「自走人生」の充実を示しているようだ。

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