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【編集局から】都心マンション、短期的には「中古が買い」か 新築は高騰も…

 マンション市場が異変に見舞われています。特に大都市では地代、建材、人件費の高騰で年収1000万円クラスでもおいそれと手が出せないほど価格が上昇。デベロッパーたちの表情もさえず、「でも何とか売っていくしかないでしょ。この業界、山あり谷ありだから」と旧知の大手不動産幹部がボヤいていました。

 新築はそんな具合ですが、中古はというと、そうでもなく、「都心のベイエリアの築浅の中古だけど、以前なら1平米100万円程度、65平米で6500万円程度で売りに出ていた物件が、いまなら6000万円ちょい。交渉で粘ればそれを切れると思う。オレが買うなら中古だな」とは先の幹部。

 中古とはいえ、ここ10年以内に完成したものはラグジュアリーホテルのような仕様が多く、築15年でも流行遅れを感じさせない物件が少なくありません。完成しているだけに実際の住居を自分の目で確かめられるという利点もあります。

 新鮮さは新築にはかないませんが、価格面を考えると、短期的には「中古が買い」とも言えそうです。(マンション担当)