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オンキヨー、AV事業売却合意 売却額82億円

 老舗の音響機器メーカー、オンキヨーは21日、米同業サウンド・ユナイテッドなどと主力のホームAV(音響・映像)事業の売却で合意したと発表した。売却額は7500万ドル(約82億円)。主力事業を手放し、今後はヘッドホン事業などに経営資源を集中する。

 売却の対象はオンキヨーがパイオニアのAV事業を買収して設立した完全子会社の「オンキヨー&パイオニア」(東京)など。6月下旬の株主総会での承認を経て7月1日に株式を譲渡する。「オンキヨー」ブランドは引き続き保有し、サウンド・ユナイテッドが製造・販売を引き継ぐ。

 オンキヨーは1946年に大阪市で設立、家庭向けの高品質な音響機器が人気を集めた。ただ市場の縮小で業績が低迷、2018年3月期まで5年連続で連結純損益が赤字となっていた。