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【住まいの処方銭】クラウドファンディングで「空き家」再生へ (1/2ページ)

★空き家空き地活用(5)

 空き家や空き地の活用には、一般の人が空き家を減らそうという意識を持つことが大切だ。そこで、利益を得ながら空き家の再生を支援する方法がある。

 東京都渋谷区のFANTAS technology(ファンタステクノロジー)は、昨年10月から、空き家の再生や、投資用中古マンションを対象にした不動産投資型クラウドファンディング事業「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」を手がけている。

 同社が、インターネット上で出資を募り、不動産を運用して得られた利益から配当を行うもの。集まった資金は、空き家などの取得やリフォーム費用などに充てられる。同社が空き家を貸したり、売ったりして、得られた収益の一部を出資者に還元する。投資は1口1万円からで期間は最短4カ月。商品には、売却型のキャピタル重視型と、賃貸で運用するインカム型がある。5月に募集終了したある空き家は、運用期間が173日で、予定で年利8・0%の分配率となっている。

 同社の永野由貴さんは「当社が空き家を購入し、リフォームプラン作成から入居者募集、アフターサービスまでの一切を行っています。築年たった空き家投資はリスクが高いのですが、ファンドにしてリスクを減らしています。投資が社会貢献にもつながります」と話す。

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