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【株式フジ】「米中冷戦」予断許さぬ状況だが…金融危機に陥る芽は見当たらず! 「スシローグローバルHD」「ぴあ」内需株に注目 (1/2ページ)

 「米中貿易摩擦」という表現はもはや適当ではなく、「米中冷戦」とするのが適当だと考えています。アメリカの姿勢からわかるのは、これは単なる貿易不均衡の問題ではなく、安全保障に関する対立に発展していることです。中国政府と通じている可能性が否定できない中国通信大手企業を事実上締め出す措置をとったのは機密が筒抜けになることを防ぐためです。同時にトランプ米大統領は「米中合意には時間がかかる」との見方を示しています。当初は早期合意を示唆していましたが、それを翻す格好です。

 この中において東京市場でも積極的に株を買う投資家は限定的で、物色のホコ先は米中対立と関係のない内需株やディフェンシブ株に向かっています。先週の当欄で取り上げた医療関連銘柄の多くは、まずまずの結果となりました。「朝日インテック(7747)」23日終値5850円→27日高値6180円、「マニー(7730)」ほぼ横ばい、「シスメックス(6869)」同7749円→同7852円、「そーせいグループ(4565)」同2005円→28日高値2296円です。

 今後の注目点は、中国側の姿勢です。実はこれには2通りあります。ひとつはアメリカに対しどのような報復策をとってくるか?です。すでにレアアース(希土類)の輸出制限などが取り沙汰されています。もうひとつは、中国景気落ち込みを防ぐための政策です。

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