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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】成功するための加盟本部選び「8つのポイント」 (1/2ページ)

 未経験ながら飲食業としての独立を志すには、成功の確率が比較的高く安全な飲食フランチャイズ(FC)に加盟し、開業することが無難だ。

 「フランチャイズ加盟以外の方法では、開業1年以内で50%、5年で75%が店を閉じます。10年維持できるのはせいぜい10%。しかし、フランチャイズ加盟による成功率は80%に達します」とFCコンサルタントの田中司朗氏は語る。

 「だからこそ、最も重要なテーマは、どんなフランチャイザー(フランチャイズ本部)を選ぶかということになります。なぜなら、本部の『質』が開業した店の成功を左右する要因にもなるからです」

 そのうえで田中氏は、成功するための本部選びの8つのポイントを挙げてくれた。

 (1)フランチャイズ加盟の伸び率と成功率が高いか

 伸び率が高いということは、順調に出店し業績が拡大、安定していることを示している。過去3-5年間の加盟店伸び率をチェックし、成功率が80%以上であれば「良い本部」と判断できる。横ばいもしくは減少していれば危険信号だ。

 (2)経営者、幹部、店長などスタッフの人間力が高いか

 優れた人間性やリーダーシップを備えた経営者、能力の高い幹部社員の存在が重要だ。幹部や中堅社員が辞めていく本部は問題がある。

 (3)圧倒的で真似のできない商品力、サービス力を備えているか

 オリジナルな料理や価値の高い料理を提供しているか。従業員の接客など、あらゆる面でサービスが行き届いているかを見極める。

 (4)チェーンのブランド力、知名度はあるか。市場評価は高いか

 知名度が高く評判の良いチェーンが安全なのは言うまでもない。客の評判、同業他社や取引先、社内の良からぬ噂などが耳に入るチェーンは要注意だ。

 (5)初期投資の回収は早いか

 初期投資の回収は、目安としては3年以内、遅くとも5年以内が望ましい。回収年数が長くなると、2号店以降の出店に影響する。出店速度も判断材料になる。

 (6)レベルの高い教育システムが確立しているか

 「Q(Quality)」「S(Service)」「C(Cleanliness)」のレベルは、本部の教育システムに左右される。この教育システムや指導力がどこまで行き届いているかで質が判断できる。

 (7)新商品開発力の高さやキャンペーンなどの継続性の高さ

 常に新商品を開発し、キャンペーン、販促、イベントなどを定期的に開催しているか。来店客の満足や支持を得る「継続的なイノベーション」を行っているかを見極める。

 (8)加盟店の複数出店はどうか

 ひとつの加盟店が1店舗に留まらず複数出店しているかどうか。複数店舗を実現しているのは成果が上がっていることの証明でもある。

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