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【住まいの処方銭】今年も暑そう… エアコン、夏に備え早めの試運転を!

★エアコンをより快適に(1)

 今年の夏も暑そうだ。夏本番の時季にエアコンが壊れてしまうのはコワイ。今すぐチェックしたいエアコンのポイントをダイキン工業(本社・大阪市)広報グループの重政周之さんに聞いた。

 「エアコンが本格稼働する7月には、5月と比べて問い合わせが約4倍に増えます。たとえば、『冷たい風が出ない』に始まり、『異音や異臭がする』などです」。依頼が集中すると、修理や取り替えまで1カ月近く待つことがあるという。

 ここで、まだエアコンを使用していないなら、すぐ「試運転」をしよう。

 まず、冷房のスイッチを押す。各メーカーが設定する温度の最低レベルまで(ダイキンエアコンは18度)下げ、10分間運転。冷たい風が出て、異常を示すランプが点滅していなければ、OK。室内機と室外機をつなぐ配管内の冷媒が適正に回って正常稼働している。第1関門クリアだ。

 次に、そのまま30分間程度、運転する。稼働させると、エアコン内部では、熱交換器が冷えて結露し、そこでできた水を外に排出する。その水が室内に流れ込んで垂れている箇所がないか、周囲を確認。音の大きさや振動、異臭の有無もチェック。これで第2関門クリアとなる。

 室外機にも気を配ろう。周囲にモノを置くとそれが壁となる。室外機が排出する暖かい空気が室外機周辺に滞留する。熱をうまく吐き出せず、消費電力が増え、電気代がアップする。周囲には植木鉢やバケツなど、一切のモノを置かない。ダイキンエアコンの場合、前後が壁なら、最低でも室外機の手前20センチ、裏側5センチに空間を確保。

 さらに多いのが、「リモコンの電池が切れていた」という問い合わせだそうだ。取り換えるときは、保管していた乾電池ではなく、購入したばかりの電池に取り換えた方がいいという。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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