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【定年起業への挑戦 実践編】地域の抱える課題にフォーカスしてる? ビジネスプラン失敗ポイント

 「かながわシニア起業スクール」の受講を経て自らの体験をもとにしたNPO法人支援プランを立案した海老名要一さん(66)。「かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2018」に応募してプラン部門で優秀賞を受賞したことを本欄でもご紹介した。

 現在、海老名さんは定年起業の準備と地元を中心としたNPO活動に忙しいが、同世代の人からの起業に関する相談が増えたという。

 「自分が入賞したことからかもしれませんが、知人からビジネスプランを見てほしいといわれることが多くなりました。ただ、みなさん共通するウイークポイントがあるようなのです」(海老名さん)

 地域が抱えている課題を解決するというビジネスプランが多いが、まず地域の抱える課題にちゃんとフォーカスしていないものが多いこと。また、その解決策を具体的に述べていないものも多いということだ。

 海老名さんが受賞したビジネスプランコンテストの選考基準は「新規性、革新性」「成長性・将来性・収益性」「経営者としての資質」「社会的・地域的な問題解決」「実現性・継続可能性」「経験や知識、ノウハウを生かした起業か」「豊かなセカンドライフにつながる起業か」というものだったという。

 「最後のふたつは除いても、この基準をそこそこ満たし、中でも突出したものがふたつぐらいないと審査員にアピールするのはむずかしいのではないかと思います」(同)

 そういったことを学べたのは、海老名さんの場合は起業スクールだったと話す。我流ではなく、やはり最初は専門家から基本的なことを学んだ方がいいということかもしれない。(取材 構成 藤木俊明)

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 【銀座セカンドライフ】定年前後の起業サポートのほか、セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行う。片桐実央代表は起業コンサルタント、行政書士、FPとしてテレビ出演も多い。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。

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