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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】フランチャイズに加盟する時、確認すべき課題2点 (2/2ページ)

 (1)開業資金、加盟金やロイヤリティはどれほど必要ですか?

 (2)加盟店成功率は何割ですか? 既存加盟店の平均投資回収期間は?

 (3)開業前の研修費用は別途かかりますか? その期間はどのぐらいですか?

 (4)法定開示書面・契約書の説明をしてくれますか?

 (5)売り上げの推移・店舗数の推移は?

 (6)スーパーバイザーはどんな指導をしてくれますか? その巡回頻度は?

 こうした質問を遠慮なく投げかけることが大事だ。田中氏は「本部は1店でも多く加盟店を増やしたいので、正確な情報を伝えない場合や曖昧に答えることがあります。このような本部は『要注意本部』と考えておくべきです」と言う。

 「さらに、質問するだけでなく、訪問後のトラブル回避や他チェーンと比較するため、質問への回答や雰囲気なども記録しておくことが後々のために大切です」

 次に、本部から紹介された加盟店や自分で見つけた加盟店を訪問して、開業から運営に関わる疑問点、経験などをオーナーに直接質問して判断材料にすることも大切だ。「本部は都合の良い店舗を紹介する危険性があるので、紹介された以外の加盟店も訪ね、確認するべきです」(田中氏)。その際、“先輩”の加盟店主に対して謙虚な姿勢と気配りを心がけることは言うまでもない。

 今回は開業前の課題を整理してみた。次回は、開業後に成功するための課題や店舗拡大の可能性について解説する。(取材・土金哲夫)

 ■キイストン 飲食業界に特化したオーダーメード型人材採用コンサルティング会社。細見昇市社長は創立後25年で約2万人の経営者と交流し、著書も多数。同社運営のWeb連載「飲食の戦士たち」は700回を超えている。

 ■田中司朗 田中コンサルティング事務所代表取締役。1953年生まれ。人材育成・FCコンサルタント。事務所創立後25年間で300社2万人の店長教育を実施。「月刊飲食店経営」に25年執筆。「実力店長はここが違う」「飲食店 店長の仕事」(商業界)など著書多数。

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