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【AI時代の発想術】芸術家生活で実感! 絵画とAIの関係 (1/2ページ)

 世の中わからないものだ。落書きのつもりで描いていた暇つぶし画家である僕に、スペインから個展の話がきた。

 8月オープンで8メートルの超大型作品を出せ、市長も見に来る、というからむちゃ振りが半端ない。それでここ数週間、絵のことばかり頭にあり、起きている間はひたすら絵を描いている。

 AI(人工知能)の時代には芸術家が主導権をとる、と以前紹介したが、いざ芸術家生活をやってみると、これまでの生活が一変する。疲弊はするが心地よく、面白くて充実に満ちた毎日が続く。

 作品を作れば作るほど、いろいろな発見がある。この紙、この筆、この絵の具をどのように使って描くとどういう絵になるか、を毎回試しながら描いていくからだ。そして、寝ても覚めても描くテーマや構図などのイメージを脳裏に浮かばせながら試行錯誤と実験を繰り返す。泣こうがわめこうが個展開幕の日はやってくるのだから、やるっきゃないのだ。

 「あれ? 俺は何しようとしてたんだっけ?」「今日は何曜日?」といったことがわからなくなることはざらで、電車を乗り過ごしたり、ぼーっとして人の話を聞いていなかったり、人目をはばからずうたた寝したり…。それでもかなり頭を使っているらしく、甘いものを食べまくっている。

 そうこうしているうち、これはAI時代の仕事の仕方と一致することに気が付いた。

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