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【サラリーマンサバイバル術】パートで厚生年金に加入するメリットは? 社会保険料の半分を事業主が負担、賃金に応じて基礎年金に上乗せ (1/2ページ)

 【Q】パートで働いています。会社から「労働組合との話し合いで、パートでも厚生年金に加入することになった」と言われました。今まで被扶養者だったので自分で保険料を負担していなかったのですが、今後は負担することになります。厚生年金に加入するメリットはあるのでしょうか? (中小企業・50代、女性)

 【A】パートタイムなど短時間労働で働く人の社会保険(厚生年金、健康保険)加入については、「1週の所定労働時間が常時雇用者の4分の3以上」かつ、「1カ月の所定労働日数が常時雇用者の4分の3以上」であれば、被保険者となります。

 また、4分の3未満であっても、(1)所定労働時間が週20時間以上(2)月額賃金が8.8万円以上(賞与や時間外賃金、通勤手当などは除く)(3)1年以上の雇用見込み(契約更新も含む)(4)学生は適用除外(夜間、定時制は除く)(5)従業員数501人以上の企業(500人以下の民間企業においても労使合意で適用可能。行政機関はすべて対象)、という5つの適用要件を満たせば被保険者になります。

 質問のように、厚生年金の被保険者に扶養されている人は、年収130万円未満であれば国民年金第3号被保険者となり、自分自身では保険料負担をしないこととなりますが、老後に受け取れる自分名義の年金は基礎年金だけ。金額にすると月額約6.5万円です。

 一方、厚生年金であれば、社会保険料の半分を事業主が負担してくれますし、賃金に応じて基礎年金に厚生年金が上乗せされます。例えば、50歳から厚生年金に10年加入すると、10年分基礎年金に上乗せ給付が付くことになります。

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