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【トップ直撃】顧客に寄り添い「わたしたちの色」目指す マネックス証券・清明祐子社長「お客さまと一緒に育っていきたい」 (1/3ページ)

★マネックス証券・清明祐子社長(41)

 個性的な経営者が多いインターネット証券業界に新風を吹き込むか。グループを率いる松本大(おおき)氏(55)が創業してから20年、中核子会社の社長として「わたしたちみんなのマネックス」にしていきたいと意気込む。「日本百名山」制覇に挑戦するなどエネルギーあふれるトップは、「一歩先の金融」へ、顧客と併走を続ける。(中田達也)

 --副社長から社長に就任して、景色は変わりましたか

 「仕事の内容はそれほど変わるものではありませんが、意識は変わりましたね。仕事について考える時間も増えました。取材対応や社外向けに発信する際の責任も重いものがあります」

 --マネックス証券は業界でどんな存在だととらえていますか

 「おそらくお客さまにとても近い会社だと思っています。強い理念やポリシーは松本が作り上げてきたものですが、重要なのはお客さまに投資の知識を付けていただき、お客さまが豊かになることです。そこにわたしたちが寄り添うという感じで、投資情報やツールなどの付加価値を提供し、オンラインや対面型のセミナーにも注力しています」

 --重視しているのは

 「『一歩先の金融』ということで、お客さまのためという視点で新しいサービスを導入しています。会社なので収益性が高い方がいいのはもちろんですが、当社だけがもうかればいいというのではなく、お客さまと併走させていただく形で、一緒に育っていきたいと考えています」

 --仮想通貨(暗号資産)の不正流出があったコインチェックの買収にも携わりました

 「事件があったのが昨年1月末で、3月中旬ごろにお話をいただいて、2~3週間で進めました」

 --グループ内での相乗効果は

 「マネックス証券で投資信託を購入いただいた方に付くポイントを、コインチェックで扱うビットコインとイーサリアム、リップルに替えられるというサービスを提供しています。仮想通貨に興味はあるけど、ちょっと怖いという人に一歩踏み出していただこうという思いで、第2弾、第3弾の企画も考えています。逆にコインチェックのお客さまにも株式投資のメリットについて情報提供もできます。コインチェックのお客さまは20~30代が多いのですが、マネックス証券は40~50代が中心ですので、合わせるといい形になると思います」

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