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【新・兜町INSIDE】千代田化工建設が2部転落 後継は「当選確実」あの企業

 プラント大手の千代田化工建設が今年3月期末の債務超過を理由に8月1日付で東証1部から2部へ降格される。千代化は日経平均株価の基準となる主要225社の1つだが、日経平均の算出ルールに従い、2部転落で自動的に日経平均から外れる予定だ。入れ替わりに日経平均に採用されるのは工作機械大手のDMG森精機が有力視されている。

 千代化は優先株発行などの再建計画をスタートしており、債務超過状態はすでに解消した格好だ。ただ、東証は1部上場維持規定を厳格に適用し、千代化の2部降格を決めた。

 日経平均の算出ルールでは、経営統合や2部転落による空席は、同一セクターからの補充するのが原則。DMG森精機は年商5000億円超、時価総額2300億円の巨大企業。野村証券やSMBC日興証券も採用の有力候補に挙げており、市場関係者からは早くも「当選確実」の声が出ている。日経平均採用が決まれば、日銀による上場投資信託(ETF)への組み入れに対する先回り買いで大幅高か。正式発表は最速5日。

 【2019年7月3日発行紙面から】

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