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東証小幅続伸、42円高 米ダウ高値更新が追い風

 12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅続伸した。終値は前日比42円37銭高の2万1685円90銭で、1週間ぶりの高水準。11日の米ダウ工業株30種平均の過去最高値更新が追い風となり、一部の大型株が値上がりした。

 東証株価指数(TOPIX)は2・32ポイント安の1576・31。出来高は約10億2900万株。

 ダウ平均は今月末の米利下げ実現への期待が先行し、11日は史上初めて2万7000ドル台に乗せた。ファーストリテイリングなど株価指数への影響度が大きい銘柄の一角は買われ、日経平均株価を押し上げた。

 ただ米中貿易摩擦が響き、産業用ロボット大手の安川電機が11日公表した連結決算は不振だった。業績悪化が連想され、多くの製造業銘柄に売りが出て、平均株価が下げる場面もあった。

 取引は総じて低調で、東京証券取引所第1部の売買代金は12日まで9営業日連続で節目の2兆円を割り込んだ。中堅証券関係者は「利下げストーリーで盛り上がる米国に日本は付いていけていない」と話した。