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【売れないモノを売る極意】「西郷どん」子孫が奈良で奔走するワケ 名物酒作りプロデュース! (1/2ページ)

 最近、偉人の子孫たちの活躍が目立ちます。新紙幣に登場する渋沢栄一の子孫・渋沢健さんはグローバルな経済人として活躍され、徳川宗家19代目の徳川家広さんは家康公ゆかりの静岡で参院選に立候補し、話題を集めました。

 そんな中、西郷隆盛の子孫が、“売れない奈良を売る活動”に奔走していると知り、さっそく話を聞いてきました。その人の名は今西栄策さん。名字は違いますが、西郷隆盛と後妻・糸子の血を引き、岩崎弥太郎を高祖父に、また元内閣総理大臣の幣原喜重郎を曽祖父にもつというスゴイ家系です。

 現在は、奈良を地盤に酒の卸会社「泉屋」を営む若き経営者ですが、西郷のDNAが疼(うず)くのか、フツーにお酒を売るだけでは収まらず、奈良の酒蔵や農家を巻き込んで名物酒をつくるプロデュースを始めました。「名物といえば奈良漬しか思い出せない」といわれる奈良を酒で変えようというのです。

 今月(7月)も、今西さんは奈良産イチゴを使ったスパークリングワイン「古都のあわ」を発表。イチゴの甘さを引き立てた女性ターゲットのオシャレなワインで地元でたちまち話題に。奈良の名産を見逃さない近鉄百貨店でも販売が開始されました。“令和の西郷”は、岩崎弥太郎ゆずりのビジネスセンスも持ち併せた仕掛け人です。

 しかし今西さんは、西郷の子孫であることを自身で周囲には言いません。なぜなら彼は最速で18年後(2037年)、奈良に開通する予定のリニア中央新幹線に向けて、ゆっくりと奈良に“維新”を起こしたいからです。

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