記事詳細

【サラリーマンサバイバル術】アルバイトから正社員になりたいが… (1/2ページ)

 【Q】やりたい仕事に就きたくて、アルバイトとして5年近く働きながら正社員を目指してきました。会社は当初、「いずれ正社員に登用したい」と言ってくれていたのですが、最近は残業をしても「仕事の能力が低いから遅くなる」と言われ、残業代も支払われません。この業界で働きたいのですが、正社員になれるまで頑張れるかどうか悩んでいます。(20代、男性、制作関連)

 【A】アルバイトや契約社員、パートタイマーなど、労働契約期間に定めのある労働者で、その有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、一定の条件を満たせば、労働者が申し込みを行うことによって無期労働契約に転換することができます。

 例外として、(1)「5年を超える一定の期間内に完了することが予定されている業務」に就く高度専門的知識を有する有期雇用労働者(ただし期間の上限は10年)(2)定年後に引き続き有期契約で継続雇用される高齢者-には、無期転換申込権が発生しません。

 相談者のケースは、どちらの例外にも該当しないように思われます。もうすぐ5年ということですが、会社は無期転換を申し込まないことを契約更新の条件にするなど、あらかじめ労働者に無期転換申込権を破棄させてはなりません。本人の能力を理由に残業代を支払わないのは悪質です。

関連ニュース