記事詳細

東証小幅反発、13円高 アジア株高で買い優勢

 16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反発し、終値は前日比13円16銭高の2万0418円81銭だった。アジア市場の上昇などを好感した買い注文が優勢となったが、世界景気の先行きに対する投資家の警戒感が根強く、値下がりする場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は1・44ポイント高の1485・29。出来高は約9億9300万株。

 朝方は米中対立への懸念などから売りが膨らみ、平均株価の下げ幅は一時100円を超えた。その後、上海や香港のアジア株が値上がりしたため投資家心理が改善し、平均株価は上昇に転じた。15日に2月以来、約半年ぶりの安値を付けるまで下落しており、割安感の出た銘柄を中心に買い戻された。

 午後に入ってからは売り買いが交錯し、もみ合う展開が続いた。市場では「夏季休暇中の投資家も多く、薄商いで相場の方向感が定まらなかった」(国内大手証券)との指摘が出ていた。