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【ABS世代が「シニア」を変える】「やりたい・やれる」仕事を楽しむ秘訣とは 自分の経験やスキルで対価を得るという生き方 (1/2ページ)

 金融庁の報告書に端を発した「老後2000万円問題」は大きな騒ぎとなりましたが、一方で私(鈴木)が感じたのは「老後・余生」は過去の考え方だということです。今後は生涯現役を続け、新しい生き方にチャレンジする時代がやって来ると思うのです。

 たとえば私の周囲では、先行投資がほとんど必要ない「スモールビジネス(フリーランスや小さな起業など)」「プチビジネス(趣味で対価を得るなど)」を立ち上げる人が多くいます。特に女性が積極的です。

 退職後、会社員時代の仕事経験を生かして起業する人、楽しみで続けていた趣味を磨きライフワークにする人などさまざまですが、特に後者は仕事から遠ざかっていた専業主婦などの女性に多く見受けられます。

 しかし、優れたスキルがあっても、ビジネスで課題になるのは「営業力」です。人脈で仕事を受注するケースもありますが、それ以上に役立つ営業ツールがインターネットです。以前はホームページへの誘引が課題でしたが、今は個人が情報発信できるSNSという強力なツールがあります。私の知人女性はフェイスブックやインスタグラムに自分のヨガ教室の写真を掲載し、サイトに誘引したり、直接問い合わせを得ているそうです。

 前回、趣味の写真撮影をビジネスにする話をしましたが、例えば出張撮影のマッチングサイト「OurPhoto(アワーフォト)」に登録しているカメラマンには、定年退職後にフリーランスで起業した人がいます。また、さまざまなフリーランスを支援する「ランサーズ」という仕事マッチングサイトも最近、テレビCMをよく見かけます。働き方改革によって、こうしたサービスの市場は拡大傾向にあります。健康であれば、自分の特徴を生かして末永くビジネスを行う社会が形成されようとしているのです。

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