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【バフェットの次を行く投資術】投資家と同じ目線で仕事 長期的経営は同族企業が都合良い (1/2ページ)

 オーナー企業というと、会社を私物化し独裁的な経営を行う、あるいは無能なボンボンが経営するといったイメージが世間一般にはあるようだ。確かに、一部の経営者はそうなのかもしれない。

 しかし、東芝や日産の事例を見るまでもなく、オーナー企業でなくても「会社の私物化」は頻繁に起こっているし、むしろ「雇われ社長」の方が不祥事が多いような気がする。

 なぜなら、オーナーというのはその会社の大株主であり、もし、自分がつまらないことをしでかして会社にダメージを与えれば、自分が保有する大量の株式の価値が下がってしまう。それに対し、雇われ経営者にとっては「会社」は他人の資産だ。したがって、他人(株主)の資産を犠牲にして自分の資産を増やす動機が強く働く。

 日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の事件は、裁判で争われることになるが、会社の経費を私物化した疑いが報じられている。

 バフェットの経営に関するスタンスをみてみると、彼の投資は大きく2つに分かれる。大企業の株式の5~10%程度を保有する場合と、小規模企業(といっても売上高1000億円以上だが)の全てを買収する場合である。ただし税法上の関係や、経営陣に意欲を持ってもらうために、全部とはいっても実際には80%程度の場合が多い。

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