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【サラリーマンサバイバル術】会社から過半数代表者になるよう言われた… 会社が指名するのはいけないはずでは? (1/2ページ)

 【Q】人事異動を機に、会社から職場で労働者側の過半数代表者になるよう言われました。前任者までは、会社から言われるまま引き受ける慣例が続いていたようです。会社が指名するのはいけないはずですし、これを機に過半数代表の選び方を改めようと会社に言おうと思うのですが。 (20代、男性)

 【A】36協定(=時間外・休日労働に関する協定)など労使協定の労働者側当事者は、過半数労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は過半数を代表する者が当事者となります。過半数代表者は、管理監督者(=工場長や部長など労働条件の決定や、労務管理について経営者と一体的立場にある人)を除く労働者の中から、投票や挙手などの方法によって民主的に選出される必要があります。ただ、相談事例のように、選出方法に問題のある事業所が多いようです。

 連合の今年4月調査では、「挙手または投票により選出している」割合は28.3%だけで、「会社からの指名により選出している」割合も28.3%、「一定の役職者が自動的に就任している」が17.7%、「社員会・親睦会などの代表が自動的に就任している」が9.7%にのぼりました。

 過半数代表者は、従業員全員にかかわる労使協定を締結するかしないかの判断をする重要な役割を担っています。相談者には、労働者の過半数が加入する労働組合を結成するか、適切な方法で代表する人を選出していただきたいです。

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