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日産、変わらない体質…西川社長に数千万円「報酬上乗せ」 専門家「トヨタやホンダに比べ…骨のない軟体動物のよう」 (1/2ページ)

 日産自動車の西川(さいかわ)広人社長(65)は5日、株価に連動して役員報酬が決まる制度で、社内規定に違反して数千万円を上乗せして受け取った疑いについて「本来の形とは違う運用があった」と不当な報酬だったことを認めた。会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された前会長、カルロス・ゴーン被告(65)を追放した西川氏に金銭問題が発覚、日産の変わらない体質が浮き彫りになった。

 西川氏は5日午前、記者団に「ご心配をお掛けし申し訳ない」と謝罪し、不当に受け取った額は返還する意向を示したが、「手続きはきちんとやってもらっていると思っていた」と自身の指示は否定した。複数の役員にも同様の行為があったとした上で「ゴーン体制時代の仕組みの一つだ」と責任を押しつけた。

 問題となったのは、株価があらかじめ決められた水準を超えた時に権利行使すると、差額を受け取ることができる「ストック・アプリシエーション権(SAR)」。

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