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【AI時代の発想術】「データサイエンス」全盛期! 鍵握る“数学に強い人材” (1/2ページ)

 さまざまなデータを分析して科学や社会に役立てることを目的とした「データサイエンス」という学問がある。例えば現代のビジネスにおけるデータサイエンスは「マーケティング」だろう。マーケティングとは市場動向を分析して消費者が欲しがるであろう商品をコンセプトにすることである。

 それにAIが加わると、ビッグデータのような人間には到底処理できないような膨大なデータを過去10年分などから瞬時に分析することができる。AIが普及すると、これまで人が行っていた分析をはるかに超えた分析ができるようになるのだ。近未来の市場はどうなるかを多方面が分析し、より正確な形で描き出すことも可能になるだろう。

 ただし、どのようなデータをどのような条件でAIに分析させるか、は人間が設定する必要がある。その部分はマーケッターのセンスの問題だ。いくらAIだ、ビッグデータだと言っても、結局は人間の感覚が最初の方向性を決めるのだ。

 つまり、ビジネスにおけるデータサイエンティストであるマーケッターに必要な能力とは市場を読み解く力であり、それはマーケッターの才能や経験値によって決まる。経営者や企画立案者が未来市場を明確にして初めて、AIを設定する条件が整うのだ。

 これが従来のデータマーケティングと違う点は、あくまでもこれから先のことを想定することが目的になるということだ。

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