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【定年後 難民にならない生き方】男性にとって「いい年の取り方」とは? フリーアナの遠田恵子さんに聞く (1/2ページ)

 男性にとっての「いい年の取り方」とはどのようなものか。NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」の人気コーナー「わたし終いの極意」をはじめ、さまざまな番組で人生の先輩たちにインタビューを重ねてきた遠田恵子氏(フリーアナウンサー)に聞いた。

 「女性が年齢を重ねることはネガティブにとらえられることが多いですが、男性の場合はポジティブに働くイメージがあります。ただ、その一方で、男性のほうが『居場所がなくなる』という話も聞きますね」

 現役時代に仕事に邁進してきたからこそ、仕事以外のつながりが乏しい。「仕事を離れた途端、人間関係が途切れてしまった」(66歳・男性)、「趣味のつきあいは長続きしない」(70歳・男性)と戸惑うケースも珍しくない。どうすれば、居場所をうまく見つけられるのだろうか。遠田氏はこうアドバイスする。

 「過去の自分の功績や肩書への執着を思い切って手放し、ゼロから始める勇気が必要なように思います」

 定年後、《元・○○》とかつての肩書を刷った名刺を持ち歩くのは男性が多いとよく言われる。自分の人となりや来歴を知ってもらうための工夫かもしれないが、失笑まじりで語られることが多いことを考えると決して効果的とは言えない。名刺を持たない、あるいは持つとしても「肩書なしで、名前のみ」としたほうがいっそすがすがしく、好感が持てるという見方もある。

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