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【一生働く!】生活編・老後資金2000万円の衝撃(2) 国民の“ナーバス”浮き彫り、長生きもリスクに (2/2ページ)

 ■「生活を維持する労働」

 前回も触れたとおり「年金だけで老後生活は不可能」は、疑いようのない事実。今の日本人にとって“常識”とさえ言えるかもしれない。

 総務省の調査によると、年齢層別の平均貯蓄額は60代で約2400万円となっている。だがこういった調査は富裕層に数字が引っ張られる傾向があり、いわゆる中央値はもっと低くなるとみられる。

 シニアの今後は年金も目減りし消費増税…と、生活に直撃する経済事情はまだまだ続く。“老後破産”の懸念や、生活保護すら財源に事欠くのが今後十分予想されるわが国だ。

 つまり多少の資産はあっても、運用する前に“切り崩して”いかざるを得ないわけだ。まして「人生100年」となれば、金額の予想もできない。長生きも「2000万円問題」を一層ナーバスにさせる要因なのだ。

 直近の問題なればこそ、当欄が伝え続けてきた「一生働く」が現実味を持つ。ただし、誰もが同じように困窮するわけではない。まずは今のシニア世代の経済状況を知る必要がある。次回はその分析を。(「オレンジ世代」取材班)

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