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【サラリーマンサバイバル術】会社の健康保険組合の料率が高い…低いものは選べる? (1/2ページ)

 【Q】 会社には健康保険組合(以下、健保組合)がありますが、健康保険料の料率は地域の他社が加入している協会けんぽより高いようです。4~6月の報酬が高かったため健康保険料も上がり、手取り収入は減りそうです。健保組合にメリットはあるのでしょうか?(北陸・男性40代)

 【A】 75歳未満で社会保険適用事業所の労働者が加入する被用者保険には、健保組合、協会けんぽ、共済組合があります。相談者が加入する健保組合には、単一企業で組織された単一組合と、同種同業の事業主等で組織された総合組合があります。

 保険料率は各健保組合で異なります。協会けんぽは、健保組合の設立が困難な中小企業などの労働者が加入できるよう設立された保険者で、都道府県支部ごとに保険料率が設定されます。労働者が自由に加入先を選ぶことはできません。

 相談者が働く北陸各県の今年の協会けんぽ保険料率は10%以下なので、保険料率の高い健保組合もあるかもしれません。ただ、加入先の健保組合が不利だとは一概には言えません。健保組合は、企業単位など小規模で同質性の高い集団の特徴を生かして自主的に運営されています。保険料率の設定や事業運営について、事業主や労働組合などと話し合い、意見を民主的に反映できることは大きなメリットです。

 また、付加給付を実施することで、窓口自己負担を軽減したり、人間ドックの助成や運動奨励事業といった疾病予防につながる手厚い保健事業を行っている健保組合もあります。

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