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【新・兜町INSIDE】今年も注目の「ハロウィーントレード」 11年連続プラスなるか

 株式市場では、理屈で説明できない値動きのパターンは「アノマリー」と呼ばれ、米国の投資家の間でもファンが多い。中でも「ハロウィーントレード」と呼ばれる10月末の買いは高い勝率を上げてきたことが知られている。

 ハロウィーンの10月末に買って翌年4月末に売る取引だと、米ダウ工業株30種平均は今年4月の利益確定売りまで、10年連続のプラスだった。投資理論や需給の変動などで合理的な説明は難しいが、一定のパターンに沿って米国株相場が動いてきたことがわかる。

 今年も10月末前後に買い、半年後の収穫を待つ戦法が考えられる。トランプ大統領の支持率や中国との貿易戦争の行方など不透明要因は多く、半年先の米国株相場に確信を持つシナリオを描くのは至難の業だ。

 ただ、米国の個人投資家の間でもハロウィーンの頃に買うと儲かることが広まっているという。このため、月末にかけて仕込みに入る投資家が多く、米中摩擦激化などの悪材料が出てもダウは下がりにくくなりそうだ。「11匹目のドジョウ」を狙う?