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【AI時代の発想術】「5G元年」は東京拠点に商機! 4K動画で“実況会議”、同時通訳で商談も可能に (2/2ページ)

 そうなると、自分は本当は何をやりたいのか、が問われるようになる。職場でも、自発的に考えて行動する能力が求められるようになる。指示待ち人間にはつらいが、目的を持って仕事をしている人にはうれしい環境となるだろう。

 5G時代にはAI(人工知能)も本格化する。スマホ自体に埋め込まれたAIを利用するエッジコンピューティングと、量子コンピューター上で動くAIが5Gの高速ネットワークで結ばれて高度な情報を大量に処理できる時代がくる。

 その結果、海外企業の担当者と同時通訳で商談もできるようになるだろう。ネットショッピングサイトで選んだりせずとも、売りたい人と買いたい人が直接、口頭で商談できるようになるわけだ。支払いはブロックチェーン技術に守られた仮想通貨で行うから安全。手数料や為替、税金の影響を受けずに売買がされる可能性もある。

 2020年、5Gのインフラは東京から始まる。まずは東京エリアだけが高速通信の恩恵を受けることになるから、地方との格差はさらに広がるだろう。東京は世界の各都市とも5Gで結ばれるから、従来のインターネットの中に特別な高速情報交流網ができあがることになる。

 現代において、情報は石油と同じ価値がある。石油を持つ国が栄えたように、情報を持つ都市に収益が集まる構造ができあがるのだ。従って、時代の波を先取りしたいなら、来年から数年間は東京を拠点に5Gをフル活用した国際ビジネスに挑戦するべきだろう。そこで必要な能力は、世界が微笑むアイデアと当たって砕けろのクソ度胸、そして1台の5Gスマホだ。(プランナー・久保田達也)

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