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2019年ミリタリーワールドゲームズが中国中部の武漢で開幕

 2019年ミリタリーワールドゲームズが中国中部の武漢で開幕

 AsiaNet 81106(2013)

 【武漢(中国)2019年10月17日新華社=共同通信JBN】10月18日の夕方に開幕する第7回国際ミリタリースポーツ評議会(International Military Sports Council、CISM)ミリタリーワールドゲームズ(Military World Games、「ゲームズ」)は、中国がホストを務めた国際スポーツイベントとしては最も重要なものの1つである。このイベントが開始されて以来、今回のゲームズは最大規模であり、最も多くの参加者が集まって最も強い影響力を及ぼす。第7回CISMミリタリーワールドゲームズ実行委員会によると、100カ国超から約1万人の軍人が中国中部の武漢に集まり、軍の栄誉と世界平和を強調する。スポーツの魅力が武漢に世界のスポットライトを当てる。

 開会式は360度パノラマビューの世界最大の3Dステージで展開する。

 開会式と閉会式ディレクターチーム責任者のリ・ジン氏と担当関係者によると、開会式はこれからの基準となる意義を持つ最高の式典が展開され、それは武漢に栄光を、中国に栄誉を与え、世界の関心を引き付ける。

 開会式は3部構成である。第一部は演技前の式典で、歓迎式、軍楽の演奏、エンブレム展示、選手入場、国旗と大会旗入場とその掲揚式、VIPスピーチ、選手と審判の代表による宣誓、開会宣言と選手退場である。第一部の所要時間は約1時間の予定。

 第二部は芸術パフォーマンスで構成される。「平和の花火」がテーマ、約50分で2つのセクションに分かれる。第一セクションは中国の長い歴史を強調し、第二セクションは世界と繁栄の共有の結び付きを提示する。

 第三部は演技後の式典で、スタジアムでのトーチリレーとライティングセレモニーが行われ、イベントのテーマソングと共に終了する。

 開会式ではステージ技術が次々に使用される。限られたスペースを最大限に使い、ハイテクと新技術によってステージが拡大された状態を実現する。マルチメディアイメージとインタラクトすることで多次元効果の視覚的表現を創出し、360度パノラマと3D空間パフォーマンスを披露する。

 フル3Dステージでは大きな場所でのプロジェクション技術が初めて使用される。ライティング効果とLEDディスプレー技術を組み合わせることで、シンプルだが壮大で本物のようなステージ効果が生みだされる。奥深い東洋の文明と活気ある現代中国が見事なライティングの色彩、中国の美である毛筆書き、表現の現代芸術の形式を通して表現され、観衆に没入的体験を提供する。

 今年のゲームズは一流のアスリートが集まってスリリングな戦いを繰り広げる。

 アスリートのエントリーリストを見ると、今年のイベントには非常に多くのトップアスリートが集まっており、素晴らしいスポーツイベントが展開されることは間違いないだろう。

 ロシア、ドイツ、フランス、ブラジル、その他の国は五輪と世界クラスのイベント、そしてCISMワールドミリタリーゲームズの常連である。

 過去6回のうち5回のゲームズで金メダルの獲得数がトップのロシア代表団は今年、世界的に有名な多くのアスリートを含む300人以上の面々を送り込んできた。その中の1人、イリヤ・ザハロフ選手は跳ね板飛び込みで中国の跳ね板飛び込み「ドリームチーム」を上回り、ロンドン五輪の3メートル跳ね板飛び込みで金メダルを獲得した。2016年リオ五輪のフルーレ競技の男子団体戦で金メダルを獲得したサフィンとチェレミシノバルソの両選手、フルーレの女子個人戦で金メダルのイナ・デリグラゾワ選手も今年のイベントに出場する。同選手団にはドーハで開催されたIAAF世界陸上競技選手権大会の走り高跳びで優勝したマリア・ラシツケネ選手も参加する。

 ブラジル代表団はCISMワールドミリタリーゲームズで素晴らしい記録を持っている。第5回大会では金メダルの獲得数で1位になり、2018年のイベントでは金メダルの数でロシアに次いで2位だった。今年、ブラジルは中国代表団に次ぐ大規模な代表団を送り込んできた。このチームは2012年ロンドン五輪の体操競技のチャンピオン、アルトゥル・ザネッティ選手といった何人かの優れたアスリートを擁している。

 フランス代表団、ドイツ代表団、米国代表団、韓国代表団はすべて伝統的に強力なチームがゲームズに出場し、過去のイベントで目を見張る実績を残している。その一方、参加アスリートの中には世界チャンピオンの座にある多くの選手がいる。

 今年のゲームズはトップ選手が集まって熱戦が展開されそうだ。これはCISMが歓迎し、ホスト国・中国が今年のゲームズの準備を開始してから楽しみにしていたことである。中国選手も世界トップの競争相手と共に競技スキルを向上させることを楽しみにしている。

 23万人以上のボランティアが総合サポートを提供するために集結している。

 ゲームズは23万6000人のボランティアを採用した。これには国家、省、市の率先者やモデル、大学生、外国人学生といった社会のすべての層から参加の21万人の都市ボランティアが含まれる。

 ゲームズのボランティアは一般的研修、専門的研修、業務前研修、その他の研修を受講した。彼らはコンシェルジュ、言語サービス、交通整理、観客サービスなど13種類の中の担当として働く。

 ゲームズの輸送管制センター責任者によると、輸送と公共交通サービスはゲームズの会場、90以上の受け入れホテル、民用空港、鉄道の3駅をカバーする過酷な仕事を引き受ける。

 同センターの実行委員会は2000人以上の運転手、1000人以上の幹部への研修を行った。それに加え、公共交通路線はすべての競技会場で運営されている。

 救急車120台、ヘリコプター2機、医療船6隻から成る3次元の救急医療体制は既に準備が整っている。気象機関は会場に30の自動気象局を設営し、短期間の早期警戒システムを使って気象サービスを提供する。

 明快な呼びかけが響き、競技の太鼓も間もなく鳴ろうとしている。武漢は「毎日が異なる」新鮮な形式で、世界に向けて中国の新しいイメージを提示している。

 ソース: The Executive Committee of the 7th CISM Military World Games

 画像リンク: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=347990

 (写真説明:武漢スポーツセンター)