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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】28店舗のうち直営店は1つだけ! 純生食パン工房HARE/PAN(T・H・S) (1/2ページ)

 「純生食パン工房HARE/PAN(ハレパン)」は、埼玉県を中心に北関東でみそラーメンの「マルキン本舗」や串焼き・もつ鍋の「鳥正」「もののふ」、イタリアン酒場「38炭リッチ」を展開する「T・H・S」(埼玉県越谷市、金本正彦社長、http://www.t-h-s.jp/)が手掛ける高級生食パン専門店だ。飲食業を展開する同社にとっては物販の領域に相当する。しかも販売しているのは、この純生食パンのみ。

 埼玉県吉川市で理容店を経営していた金本社長が飲食業に乗り出したのは、店じまいを考えていた焼鳥の「鳥正」(南越谷駅西口)を紹介され、居ぬきで引き継いだのが始まりとのこと。「当時、理容業を取り巻く環境が厳しくなり、一方で飲食業に関心があったこともあったので思い切って乗り出しました。1997年のことです」と振り返る。

 その後、みそラーメン店やもつ鍋店を出店するなど事業を拡大していたが、60歳のとき「某有名高級食パン店の食パンを口にし、その味わいに驚き、刺激を受け創作意欲が湧いたことが、ハレパンを立ち上げるきっかけになりました」(金本氏)。

 取り組み始めたのが2017年、南越谷に直営店を開くまで丸1年を要した。「素材となる粉の選択、砂糖やバターなどの配合、練り方、焼く時間や温度など何度も試行錯誤を繰り返し、失敗を重ね、悪戦苦闘の末に『これなら!』と自信を持てる品質の食パンが完成したのが昨年でした。無理かと思ったこともありましたが、途中で諦めず、投げ出さずに取り組んできたことが良かったと、今にして実感しています」(金本氏)

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