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【定年後 難民にならない生き方】たかがポイント、されど…定年世代の“財布防衛術” 「キャッシュレス還元」を上手に活用するアプリ選び (1/2ページ)

 経済産業省が期間限定で実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」(現金を使わずに決済すると決済額の最大5%を還元。2020年6月末日迄)が追い風となり、キャッシュレス決済市場はますます活況だ。

 しかし、定年世代からは「選択肢が多すぎて選べない」(58歳・男性)、「使い分けのイメージがわかない」(62歳・女性)といった戸惑いの声も聞く。定年世代がキャッシュレス決済を活用するとすれば、どう絞り込めばいいのか。ファイナンシャルプランナーの頼藤太希氏に聞いた。

 「キャッシュレス決済(スマホ決済)アプリを選ぶ上でまず知っておきたいのは、スマホを端末でかざすだけで決済できる『非接触IC決済』と、QRコードを読み取ることが必要な『QRコード決済』の2種類あるという点です」

 SuicaやWAONなどの電子マネー、あるいはおサイフケータイも非接触IC決済の一種。一方、PayPayやLINEペイなどは後者のQRコード決済に当たる。利用する際の利便性では、非接触IC決済のほうが上である。対応のスマホや専用のカードをかざすだけで、あっという間に決済が終わる。一方、QRコード決済はスマホでアプリを開くという“ひと手間”がかかる。

 「ただし、店舗側のシステム導入コストはQRコード決済のほうが安く、普及スピードも早いとされます。実際、飲食店などではPayPayやLINEペイでは支払えるけれど、Suicaは使えないといったケースも珍しくありません。非接触IC決済とQRコード決済は両方使えるようにしておくのがおすすめです」

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