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【サラリーマンサバイバル術】朝早くから夜遅くまで残業…運送業は「働き方改革」から置き去り? (1/2ページ)

 【Q】 運送業で働いています。わが社の社長は「運転手は働き方改革から除外されている」と、朝早くから夜遅くまで残業を強要してきます。夢を持って飛び込んだ業界なのですが、こんなことでは運転手を辞めたくなります。(男性・30代)

 【A】 運送業で働く皆さんが働き方改革から除外されているというのは誤りです。国も「荷主と運送業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」の周知や、トラック運転者労働時間削減に向けたポータルサイトを開設するなど、取り組みを進めています。

 会社が指摘したのは、おそらく時間外労働の罰則付き上限規制から「自動車運転の業務」が適用猶予業務(施行5年後に適用)とされていることを言っているのかと想像します。ただ、それでも、国の指針では「限度時間を勘案することが望ましいことに留意しなければならないものとすること」とされています。

 会社が従業員に時間外労働・休日労働を行わせるためには、いわゆる「36協定」を過半数労働組合、あるいは過半数代表者との間で締結する必要があることも忘れてはなりません。

 もちろん、今回の上限規制の速やかな適用と自動車運転の改善基準告示の強化など、自動車運転業務における働き方改革の実効性ある措置が講じられるべきです。

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