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【定年後 難民にならない生き方】数百円の手数料も、年単位で考えれば家計に響く…キャッシュレス化が“お金の置き場所”の再考促す (1/2ページ)

 これまで3週にわたって、「キャッシュレス決済」(スマホ決済)について取り上げてきた。ファイナンシャルプランナーの頼藤太希氏によれば、このキャッシュレス決済は消費税増税への対抗策であり、税金を取り戻す格好のチャンス。さらに、「お金の置き場所の再考」を促すものだという。どういうことか?

 「これまでは、給与振り込みといえば銀行で、日々の支払いはATMで引き出した現金で決済するのが“当たり前”とされてきました。しかし、キャッシュレス化が進み、給与振込先も銀行口座以外でもOKとなれば、超低金利が続く銀行にお金を置き続ける必然性は乏しくなります」

 日銀のマイナス金利による業績悪化を背景に、各銀行が手数料を相次いで引き上げている。みずほ銀行はATMでの振り込み手数料を2020年3月に値上げすると発表。さらに、2019年11月からは銀行窓口での振り込み手数料も上がるという。三井住友銀行は19年12月から窓口での硬貨入金(301枚以上)を有料化する。

 超低金利で、銀行に預けても利子はほとんどつかないのに対し、手数料だけがじわじわと増えていく…。こうした事態に対応するには「消費者自身がどこにお金を置くとよりメリットが大きいのかを考えて行動する必要がある」と、頼藤氏は指摘する。

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