記事詳細

【セカンドキャリアの達人に聞く】34年間の「テレビマン生活」にピリオド 転職活動は「100社」以上、店長目指して奮闘中! (1/2ページ)

★(3)桜井徹さん(飲食チェーン社員)

 人気番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)などのバラエティー、情報、報道、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの番組でテレビディレクターとして活躍してきた桜井徹さん(55)。34年間のテレビマン人生にピリオドを打ち、今年9月から飲食店の社員として新たな人生を歩み始めた。

 もともとは映画監督に憧れていたが、たまたま親類が制作会社を立ち上げ、それを手伝ったのがテレビ業界に入るきっかけ。アシスタントディレクター(AD)として仕事をスタートし、制作会社勤務を経てフリーのディレクターになった。

 AD時代には、1985年にスタートした「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」も担当した。

 「テリー伊藤さんが総合演出で、いつも突拍子もないことを思いつくんだよね。『壊してもいい家を探してこい』とか。当時はインターネットもないから、電話帳であれこれ必死に探したりして。睡眠時間は少ないし、無謀なことも多かったけど、楽しい時代だったよね」

 切磋琢磨しながら番組をみんなで作り上げていく楽しさや、自分たちが楽しまなくてはというスピリットがあったと桜井さんは振り返る。

 「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」も桜井さんにとって思い出深い担当番組の一つだ。

 人気コーナー「日本列島ダーツの旅」では、ダーツで行き先を決めて村や町を歩き、そこで出会った人を取材する。

 「道端で山を眺めていた男性を偶然見つけて声をかけたんだけど、振り返ったそのオジサンの鼻には、ティッシュペーパーが詰まっていて(笑)聞けば、花粉症だったらしいんだけど。テレビの仕事をやっていると、そういう“神様”が降りてくるみたいな瞬間ってあるんだよね。そのオジサンを取材した回は、年間で一番面白かった村人を決めるグランプリにも選ばれた」

関連ニュース